先日あるところへ載せた、フルートクイズ!です!!
フルートは何センチあるでしょう?
フルートは金管楽器でしょうか?木管楽器でしょうか?
正解は、木管楽器です!
トランペットやトロンボーン、ホルンのように唇を震わせて音を出す仕様の楽器を金管楽器といいます。
クラリネットやサックスのようにリードと言われる発音体を震わせて出す楽器を木管楽器と言います。
フルートは、リードもないし、唇も震えないよ。
フルートは、歌口の端にあるエッジ部分に空気を当てて音を出す「エアリード」楽器なのです!
縄跳びを振り回したら音が鳴るのと同じ仕組みです。
なのでリードは使わないのですが、エアリード楽器なので木管楽器です!
リコーダーやオカリナもエアリード楽器です。
フルートは昔々何で作られていたでしょう? 石?骨?木?
正解は全部!!!!でした
2万6千年前(もっと前という説も多々ある)にフランスで発見された壁画には
くまの骨で作られた笛の絵が残っていたり(世界中多々あるそう)
鳥の骨で作られた笛の絵が残っていたりします。
縄文時代には石で作られた石笛というのがあったそうです。
それがしばらくしてから
木で作られるようになったそうです。
地球上の人類が、あらゆる場所で骨やら石やらで
音を出してみたんでしょうね。
なので最初の一個とされている記録があったとしても
本当にそれが最初の一個なのか?分かるわけがないですよね。
今の形になったのは1840年代のパリ万博。テオバルトベームさんが発表してから
世界に広まったと言われています。
ピアノ弾きはピアニスト、バイオリン弾きはバイオリニスト。フルートは?
フルーティスト!!です。
意外と驚かれることが多いこの名称!フルーターではありません。
フルートという名前はバロック時代は違う楽器を指していました。なんの楽器でしょうか?
正解はリコーダー!!でした。
元々、横笛も縦笛もフルートと呼ばれていましたが、
バロック時代は区別するために、リコーダーのことをフルートと呼びました。
横笛はイタリアでは「フラウトトラヴェルソ」ドイツでは「クヴァアフレーテ」
フランスでは「フリュートトラヴェルシエール」と呼んでいました。どれも横向きのフルートという意味です。
フルートは何センチあるでしょう?
一番上のがヤマハの初心者モデル今はないのかな?211洋銀製です。
67センチですね。意外と長いですよね!!
真ん中のがH管(アルタス)71センチ!
ちなみにピッコロ(メイニッヒ)は
32センチでした。
フルートの重さは・・・・・?
H管18Kでキーがシルバーのアルタスフルートは525g
ヤマハ洋銀製C管が417g
メイニッヒ ピッコロが165g
因みに能管は鉛が入っているのでやっぱり重たい!
203gでした
篠笛漆塗り十本調子で42g
(ちょうど歌口部分に光が当たって神秘的に写っています!!!)
以上クイズの答えでした。
レッスンでは、曲を吹くだけではなく、
笛に関するいろいろなお話もしています。
実際小学生の子供たちとはフルートの重さを測ってみたり、
長さを比べてみたりと、
遊んでいるような日もあります!!!!
でもその時の子供たちの楽しそうな目!!
この遊びこそが、音楽を好きになれるかどうか?なのかな。と思い、
満足するまで吹かない日もあります!!
レッスンにご興味のある方は体験にいらしてみてください。
コメントをお書きください